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まきさん(2004年度茨城県・中学英語)の合格体験記


4回目の挑戦でやっと合格できました。

5月に海外から帰国。1次試験まで,約2ヶ月だけ集中して勉強しました。

前回までは,1年かけて少しづつ勉強していたのですが、今回は日本にいなかったので、一次まで2ヶ月しかありませんでした。そのことがプレッシャーとなり、短時間でいかに必要なことだけを効率よく勉強するか、ということを考えました。そのことが結果的には良い方向に働いたのだと思います。

1次前:教職:一般教養:専門のみに集中。面接や論文のことなんて1ミリたりとも考えない。
2次前:面接:論文に集中。車を運転しながらも自分で問題を出し,自分で答えてました。
========1次=================
図書館にて、1日約5時間から8時間お勉強。

教職:
1.まずは過去問をやり倒す。
2.傾向をつかむために、教職課程などの雑誌に載っていた,県の分野別出題傾向をみて、出そうなことろを重点的にやる。
3.茨城は答申が出るので、様々な答申をよく勉強する。

一般:
1.と2.は上記の教職と同じ。
3.私は理数系が最悪なので、中学生用の問題集を買ってきてやりました。これが良かったようです。
4.社会も中学生用の問題集をやりました。
5.時事問題に対応するために、就職活動用の時事問題集を寝る前に読む。これは勉強するというよりも情報として知っているということが大事であると思う。

専門:教員採用試験用の英語の問題集を一冊購入。それだけやりました。

英会話:
1.ノートに聞かれそうなトピックを書いて,英語でまとめておきました。
2.英会話はグループディスカッションなので、協調性を大事にするように気をつけました。一人で話しすぎたりすることのないように気をつけました。
3.笑顔を忘れずに!
4.だらだらと長く話さないように気をつけました。英語らしく、まずは結論を言ってから,理由を述べるなど。
5.英会話だけは一朝一夕に力がつくものではないと思います。日々の努力が必要だと思います。365日。私のみたところでは、英会話のうまい人が2次に残っていたような印象を受けました。(自分のいたグループのことしかわかりませんが。)
==========2次===============
図書館にて、面接ノートを作る。結局個人面接も,論文も,集団討論も同じ答えになるので、一冊をメインにまとめて応用するとよい。

個人面接:
1.ノートに何を聞かれても答えられるように、自分について、やってきたことと、その経験から何を学んだのかを書く。なぜ、〜で勉強したのかなども。教育問題など実際の問題を想定し,自分だったらどう対処するかをノートにまとめる。これは大変な作業ですが,論文にも、集団討論にも使えるので,是非やってみてください。
2.誠意を持って、一生懸命に面接に取り組む。面接官とのやりとりを大事にして,自分の発表会ではないことを忘れない。相手にわかりやすいように答える。短く答えて、少し例、理由などを付け足す感じにする。
3.圧迫っぽい質問にも,あわてない。そのためにも自分の言ったことに対して,どう突っ込まれても大丈夫なように準備をしておく。
4.柔軟さとすぐに教壇に立って生徒を指導できるかを見られているように感じた。この状況だったらどうする?という質問が多いので,日ごろから教育問題を自分のこととして考えておく必要があると思った。
5.自己アピールはとても大事なので,対策講座で習ったように、様々なことを多岐にわたって書くよりポイントを絞り、自分のやってきたことをいかに現場で活かすか,またどんな教育をしたいか,どれだけ熱意があるかを何度も推敲しながら書く。

集団討論:
1.いい雰囲気になるように控え室で同じグループの人と仲良くなっておく。周りと協調する。
2.しっかりとトピックを把握し,それに答える討論になるように気をつける。
3.面接講座に一度参加。とても役に立った。

論文:
1.論文用の問題集購入。それを参考にして,茨城の過去問と、出そうな問題に対する,自分の小論文のアウトラインをノートにまとめておく。イントロダクションとボディーとコンクルージョン+サポーティングセンテンスぐらいでまとめておく。
2.人に見てもらって添削してもらう。
=========その他==============
1.よく食べ,よく寝る。
2.このHPに立ち寄ってチャットに参加したり,都道府県別掲示板などをチェックして、皆頑張っているんだ,ということを忘れないようにする。
3.土日は友達と遊ぶ。休みも大事。月曜日からまた頑張る。

以上が私が行った勉強、気をつけるようにした点などです。
合格する日が来るなんて,思いませんでした。周りが皆結婚したり,5年以上働いていたりする中で,寂しい思いをしたことも沢山ありました。夢をあきらめずに頑張れば叶うものですね。採用試験を大学4年の時に初めて受けた時から6年が経ちました。2年講師をして、1年半は学校に入りなおして勉強しました。きっとその間に少しずつ力がついていたのかもしれません。やっと受かった!というのが正直な感想です。そして、受かるなんて本当なんだろうか?という気持ちもあります。落ち慣れていたのかもしれません。でも、受かった!

このHPを見ている皆さんが合格しますように。

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