↓スポンサーも訪れてください↓

BITTER 19 BLUESさん(2004年度川崎市・小学校)の合格体験記


大学卒業後、民間企業で働いています。(2003年11月現在)

現役学生時は、採用試験の申し込みはしたものの、結局就職が早く決まったので、受けずじまいでした。
今年、一念発起しての初受験です。

◆本格的に勉強を始めた時期◆
 今年の6月です。やはり、と言うか、働きながらの勉強はかなりの集中力・持続心がないとだれてしまいます。結局、1月くらいから「しなきゃ、しなきゃ」と気持ちばかりあせり、1ヶ月前まで来ました。
もうちょっと、早くやれば本番で落ち着いて試験が受けられたのに・・・と思います。3ヶ月前くらいからがベストかもしれません。

◆使用した参考書◆
 川崎市・横浜・神奈川の過去問2冊です。(教養と全科)他に、知名度の高い「ランナー」を買ったのですが、あまりの量に挫折しました。
 時間もなかったので、実際に受けるところの過去問をしっかりやって、間違ったところを徹底的に調べる、と言う使用方法にしました。

◆お勧め(?)勉強場所◆
 人にもよりますが、自分の部屋で勉強すると、ついつい集中力が散漫になるタイプなので、仕事が終わって帰宅するとすぐ、近所のファミレスに行って勉強しました。(ドリンクバーで3時間くらい粘る・・・)
 ちょうど暑い時期にもなってきたし、周りに人がいるのでダレないで勉強ができました。

◆1次試験◆
 筆記は、とにかく時間がないと思います。(60分)
 なので、深く考えずにちゃっちゃと解答をしていき、最後に気になったところをじっくり考えた方がいいです。過去問を解く際に、ちゃっちゃと解く習慣を身につけていると良いかもしれません。
 何はともあれ、自分が受ける所の過去問を解いて解いて解きまくることがキーだと思います。不思議と全然別の問題でも落ち着いて「ああ、この問題か」って見たようなモノに見えてくるのです。

◆2次試験〜実技〜◆
 ピアノ「富士の山」が一番とっつきやすいので、選択しました。楽譜は自分で見つけてくる、というのが驚きでしたが、深夜帰宅時はキーボードで、週末はピアノで練習しました。伴奏自体は、容易に習得できますが、一緒に歌を歌うことがこんなに難しいのか、と思いました。
 実際の試験では1番だけ演奏すればいいのですが、舞い上がって2番まで弾きました。ちょっと練習量が足りなかった気がします。
 リコーダは基本指使いをマスターしていれば、なんなくこなせるレベルだと思いました。

 体育は、やはり日ごろの運動量がモノを言う、と実感しました。別に綺麗に、とか、上手く実演する必要はないと思いますが、日ごろより体は鍛錬しとくに越したことはないでしょう。特に学生時より運動量がかなり減る社会人はちょっとずつ体を動かしておくことが重要です。自分はフィットネスクラブに通って、ちょこちょこやってました。器械体操部だったのでマット運動は楽しくやれたと思います。

 図工は、紙と手をスケッチするものでした。50分位の短い時間なのでラフでも良いのかな、と思います。こちらも楽しんで描いてました。

◆2次試験〜面接〜◆
 集団面接は、基礎学力の定着に関する議題で約30分おこなわれました。別に気負う必要はなく、自分の思ったことを話してしまえばいいのでは??と感じました。後で「方向性がずれてしまった」と話している人がいましたが、たった30分でしっかりとしたストーリーが、しかも初対面(に近い)の集団でできるとは思いません。あくまで自分の持ち味をだせれば良いのではないでしょうか?
 こちらも楽しんで行うことができました。
 
 個人面接は終始和やかな雰囲気だったと思います。「圧迫面接」とよく聞きますが、そのような感じは見受けられませんでした。
 面接官の方との模擬授業では、面接官のノリが良くて助かりました。面白かったです。
 何度も聞かれたのは「子供たちに何を伝えたいか??」ということでした。それは「なぜ教師になりたいのか?」という問と根本的には一緒だと思うので、自分が「どうしてこの場にいるのか?」を面接官にぶつければいいのかな、と思いました。

◆楽しむこと◆
 最後になりますが、本当に試験が楽しくて仕方なかったです。同じ夢を持つ人たちがこんなにいる、と感じた試験会場。
 実技試験・面接、ともに得るものがあり、毎回お祭りのようでした。(胃が痛くなるほどの緊張感もありましたが)
 「この試験の先には夢の第一歩があるんだ」って思えると、試験自体が楽しいものに感じられる気がしませんか?

戻る