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21世紀ロッテさん(2005年度三重県・中学理科)の合格体験記


採用試験歴:初めて    受験県: 千葉県、三重県  受験科目:中学校理科

保有免許:中学1種理科、高校1種理科、中学1種社会、高校1種公民

結果:千葉県(1次敗退) 三重県(2次合格)

(使った参考書)

教職教養サブノート、都道府県対策の一般教養、専門教養(千葉、三重)(以上、共同出版)

教職教養重点研究、一般教養パスライン、論作文(時事通信社)  教職教養辞典(一ツ橋書店)

理科、教職・一般教養問題集(東京アカデミー)千葉県の高校入試問題、センター試験問題過去問

この他に、共同出版の公開講座(教職・一般教養対策、論文・面接対策)に参加しました。公開試験みたいなものは、受けませんでした。(本番だけに集中したかったので・・・。)

(すたーと)

 一年前ぐらいから、教職教養、一般教養の勉強を始めました。3ヶ月くらいでまとめました。この間は、問題集にはあまり手をつけなかったと思います。後は、仕事をしていたので、現場での経験がない分、自分の売り、たくさんの人達や子ども達と出会い、様々な生き方や考え方を学ぶ事、経験を積む事で、現場に行った時の自分の引き出しや生徒たちへの土産をたくさん作る事に心掛けて生活していました。

 面接や論作文の基本は、日頃からの心掛けと読み、書き、 表現する力を養う事だと思います。このへんの力をつける期間が試験ぎりぎりまで続けていました。今でも思う事ですが、この心掛けが合格の一番の要因だったんじゃないかなと思います。

(年をあけてから試験まで)

  共同出版の公開講座や教員志望者の勉強会等に参加したり、野球、ボランティア活動や自然体験活動などに試験直前まで参加していました。試験があるからといって、特別何かを変えるような事はしませんでした。普段の生活のままで試験に臨むを大切にしたかったからです。後は、平日が仕事でつぶれるので時間の許す限り、図書館で勉強しました。過去問や都道府県対策は6月くらいまでにやっていたと思います。高校入試、センター試験問題もこの時期にやりました。教員採用試験は決して、ものすごい難しい問題が出るわけではないので、入試問題やセンターの問題を解いてみるといいと思います。レベル的にもちょうどいいと思うので・・・。

  最後の一ヶ月は教養科目のまとめと面接・論文対策用にノートをつくり、自分の指導方法や教育に関する様々な問題に対する考え、アピールや志望動機などなどのまとめを行いました。ほとんどこの事に時間を費やしました。(試験のイメージ作りを何度も何度もやった覚えも・・・。)

(そして・・・試験。)

 実際、2次合格を頂いた三重県の試験は最後だったので、始めに受けた地元千葉県の試験がいい練習台(?)になったと思います。私自身、教員ができるのであれば、日本どこに行っても構わない性分だったので、これも運命かなと開き直っている今日この頃です。試験の出来自体は千葉のほうが良かった気もします。三重は、すんごい暑かったし、試験問題が難しかったのであんまり自信なかったのですが・・・。観光感覚で受けに行ったのが良かったのか、直前もあまり勉強しませんでしたし、気持ち的にも地形的な距離ほど遠くも感じませんでした。たいへんゆったりした気持ちで受けられたのが良かったのかもしれません。三重の自然の豊富さや自分の住んでいるところに大変似ていた点に驚きました。また、試験終わって次の日、面接あるのにプロ野球を見に行ったり、観光地を回ったりしていました。(来年はここで身を置くかも知れないし、この地方の事がもっと知りたかったので)でも、切り替えは早く、次の日の面接や論文には自分の想いをいっぱいに込めて伝えましたよ (D(^ ^)。)

 (不合格と合格発表!!!)   

  千葉の不合格は残念でしたが、これも運命ですねと割り切ってしまいました。全部だめならもう一回やってやるだけの覚悟はずっと持っていたので、謙虚に受け止めました。他で採用になって、もしかしたら、戻ってくる事もあるだろうしって感じです。やるのは自分なので、教員として現場に立てるのなら、日本中どこでも行ってやると事前に腹をくくっていた分だけ、回復は早かったかも知れません。

 そして、三重の発表の日。さすがに、緊張しました。自分でもここまでこれるとは思ってもいなかったので・・・。教員目指した4年半のことを思い出していた最終面接の部屋に入る前の待ち時間と同じくらい発表までの時間あれこれ考えてました。1回目としてはもう満足の域でしたが、朝から胃が痛かったです。そして、自分の番号を確かに確認した時、自然と涙が出てしまいました。

  よかったぁの一言です。今までの苦労が報われた瞬間でした。と同時に税金どろぼ〜と言われない様に、教員として、教員である前に一人の人間として当たり前の事を、やるべき事を頑張るだけさと強く心に誓いました。


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